- 2017年07月10日
- ペーパーアイテムの書き方
まずは印刷内容を把握しよう
招待状の場合
招待状本状、返信はがき出欠面・宛名面、封筒宛名面・差出人面、付箋です。それぞれの作り方については各ページをご覧ください。
席次表の場合
席次表、プロフィール・メニュー・挨拶文
席札の場合
席札氏名面、席札裏面(挨拶文・挙式日・メッセージやコメント)
結婚式のタブー・忌み言葉について知ろう
結婚式では、縁起が悪いといわれる忌み言葉は避けるように文章を作成します。
縁起が悪い言葉や漢字は、ひらがなに置き換えたり、違う表現にします。
招待状や席次表、席札で間違って使われやすい忌み言葉を紹介します。
忌み言葉
最近の若い人は、忌み言葉をそれほど気にしませんが、年配の方になるほど気になさる方が多いので、避けた方が無難です。
結婚式の言葉では、「絶える」「亡くす」「別れる」「分かれる」「切る」「去る」などの言葉が避けられます。
重ね言葉
「たびたび」「重ねて」「再び」など重なる言葉は、再婚が連想されるので、重ね言葉といい、結婚式では使用しません。
他にも、「重ね重ね」「重々」「再三」「再々」「度々」などがあります。
招待状
「ご多忙中のところ」→「ご多用中のところ」
ご多忙中の「忙」という字は、「亡」の字を使うことから「ご多用中のところ」「おいそがしいところ」など「亡」を使わない文字に変換しましょう。
「○月○日までにお返事をいただければ幸いに存じます」→「○月○日までに御連絡をいただければ幸いに存じます」
「返」という字を、「ご一報」や「御連絡」「ご連絡」に変更しましょう。
席次表
席次表に掲載するふたりのプロフィール項目に、「どんな家庭にしたい?」という項目があります。
その回答に対して、ダントツに多い間違いが、「笑顔の絶えない家庭」としてしまう場合です。
「絶える」も「別れる」同様、忌み言葉ですので、「笑顔のたえない家庭」とひらがなに変更するか、「笑顔いっぱいの家庭」「笑顔溢れる家庭」としましょう。
句読点について
招待状や席次表、席札の文章には「、」「。」などといった句読点を使いません。
「、」を使いたい箇所は、「 」(空白)にしましょう。
「お祝いごとには終止符を打たない」という意味があるので、句読点を使わないように、段落を変えた場合に文頭を一文字下げるのもマナー違反です。
まとめ
招待状や席次表などをふたりで手作りする場合、結婚式場やゲストハウス、ホテルで結婚式を挙げる場合はウェディングプランナーさんから、必ずといっていい程チェックが入ります。
印刷前に校正データを見せて、ウェディングプランナーさんからチェックしてもらいましょう。
プロの目で見ると、不備がたくさんあり指摘を受ける場合が多いです。
印刷OKの連絡を貰ってから印刷するようにしてください。
逆に言うと、後からウェディングプランナーさんにチェックしてもらい、ダメな所は指摘して貰えるので、最初の校正は忌み言葉や句読点などあまり気にする必要もないかもしれません。
ウェディングプランナーさんがいないなど、チェックしてもらえない場合は別ですが、くれぐれもふたりの独断で印刷されないように。
後からウェディングプランナーさんに指摘を受けて再度印刷しなければいけない事態を避けましょう。