- 2015年04月13日
- 東北地方の結婚式事情
結納の儀について
男性側が仲人を伴って女性のお家に参ります。
そこで先様の両親に、男性が正座をして挨拶した後に最後に「お嬢様をください。」と言い頭を下げます。
ご両親が、「宜しくお願いします。」と言う場面で、女性側も一緒に頭を下げます。
結婚式披露宴について
これはそれぞれのお家やカップルによって違うかと思います。
だいたいはホテルを使用して、ウェディングドレスを着て披露致します。
着替えの多い花嫁ですと5回以上の御召し替えがありますし、大胆にも再婚の花嫁の場合にも、けっこう盛大に披露宴が行われます。
結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?
これも双方のお家の力関係などで違いがありますが、親戚や友人知人などで100人から300人くらいの人数を呼びます。
また学校時代の恩師や会社の上司、同僚、部下なども呼びます。
最近は友達が多く呼ばれるようです。
結婚式披露宴の費用について
これもそのお家やカップルで違いますが、大抵は親が費用を出すみたいです。
100万~300万くらいが多いですが、中では1000万くらいを出すところもあります。
最近はお金を、式よりも旅行や家具にかけるようです。
ご祝儀について
ご祝儀はカップルに近い親族などなら、10万くらいでしょうし友人や知人であれば2万くらいが相場かと思います。
ちなみに私が友人男性の結婚式に呼ばれた時には、レアのテレカを髙い祝儀袋に入れただけで祝儀なしでした。
引き出物の内容や数について
引き出物は最悪新郎新婦二人の写真のお皿の時計や置物だったりします。
しかしながら喜ばれるものは、カタログの中から好きなものを選べるタイプのものが良い様です。
また、重い物は敬遠されるので最近は外す様です。
二次会について
二次会は必ずでる事になっています。
ここで、式には呼ばれなかった人たちと合流するからです。
そこで新たな恋が芽生えたり、知り合いになったりと未婚者にとってチャンスの場でもあります。
たいていホテルの最上階やレストラン、オシャレな居酒屋などです。
その他、地域独特の儀式やしきたり
二次会から長く、あちこちと飲み屋を回って歩きその中に花婿や花嫁が居たりもします。
朝まで飲み明かしてしつこくお祝いしてあげるのが親切だと思い込んでいる風習の様なものがあり、当人たちには有難迷惑かもです。
お家の間をいつも行ったり来たりして、何となく自立していない様に見えてしまうカップルですが、それが双方の実家にはたまらなくうれしいようです。
これはずっと永遠に続く様です。もちろん離れていても帰省します。