- 2015年07月01日
- ミクロネシアの結婚式事情
結納の儀について
パラオの伝統で、男性は結婚したい時に、彼女の家族の了解を得なければいけないです。
自分の父親か、親戚中の尊敬されている人の同伴で彼女の家を訪ねます。彼女の家のドアに一番近いところに座るのです。
求婚する人は左側に座ります。この座り方を見たら、女性の両親は彼らの来訪目的が分かって、相談に入ります。
相談が成功したら、男性の親戚がこの場を離れて、男性はそのまま婚約者の家に残ります。これから1~2ヶ月がたったら、女性の家族は大量の食べ物を用意して、男性の家に送りります。
その時に、男性の家族は事前に知らせた親戚と一緒にそれを受け取ります。受け取ったら、結納式が完了します。
結婚式披露宴について
パラオの伝統結婚式はとても現代の結婚式と違い、とても変わっています。新郎新婦の両方の親戚、友達が全部一か所に集まります。
歌もダンスもしません。ただ座って話をするだけです。この時、新郎の両親と本当の姉妹がお金を新婦の両親に渡します。
これは、二人は本当に結婚したということを証明します。
結婚披露宴では、新婦の両親と親戚は大量の食事を用意します。
そして、新郎の親戚を招待ために豚丸一匹を食事に出します。と同時に新郎の両親はまたお金を新婦の両親に渡します。
伝統のパラオ結婚式は娘の別れ会と似ています。新婦一族が用意した食事は新郎一族が出したお金と同じ価値じゃないといけないです。
結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?
結婚式披露宴は新郎新婦の親戚と友達を呼ぶので、人によって差があります。大体数十人程度です。
結婚式にかかる費用について
費用はそんなに掛からないようです。
ご祝儀について
祝儀はありません。
引き出物の内容や数について
引き出物のようなものはありません。
二次会について
二次会も行いません。
結婚式後の風習について
パラオで女性は結婚後、男性の家に住みます。男性は家を持っていない場合は、女性は男性の両親と一緒住むことになります。
結婚したら、夫は自分の妻のフィナンシャルスポンサーになります。
彼女の家族が家を買いたいときに、お金を出さなければならないです。
これは、女性は結婚しても、ずっと彼女の家族に責任を持っているからです。
パラオの昔のしきたりでは、彼女の夫は、彼女の家族のためにいろいろ資金面で手伝いをしなければなりません。
もし、彼女の父親が何かの損害がある場合などで、彼女の夫は自分の義理の父にお金を出さなけばいけないのです。
そして、女性は自分の親族が無くなる場合に
その他、地域独特の儀式やしきたり
パラオの伝統では、UdoudraBelauという伝統のお金があります。
このUdoudraBelauはパラオ人にとって、ゴールドより高価なものです。
伝統的なパラオ結婚式にも使われています。
女性はUdoudraBelauを紐で結び、首にかけます。自分はお金持ちの人と結婚するか、自分は金持ちの家出身ということを意味します。
自分の家族に重視されていることです。