- 2018年05月30日
- 結婚式招待状の書き方
一生に一度のビッグイベントのひとつが結婚式です。
結婚式はお招きする側も、いろんな準備があって忙しいですが、それも二人の共同作業として楽しめるとより素敵な結婚式になりそうですね。
そこで今回は、手作りでも絶対失敗しない結婚式招待状の作り方をまとめてみました。
招待される側が思わず「楽しみだな!早く行きたい!」と思えるような招待状を手作りしましょう。
結婚式とは人生の中で最もその人が輝く瞬間です。
自分の晴れの舞台ともいえる結婚式を親しい友人や知人に祝ってもらうためには、やはり招待状が重要な役割を果たします。
送る場合の注意点やどういった招待状が良いかを考えてみましょう。
結婚式招待状の発注と発送時期
結婚式に招待するゲストをおおまかに決めたら、招待状を送って出席の可否を問う必要があります。
ただこの招待状は新郎新婦二人のイメージであったりセンスの見せどころでもあり、ゲストに喜んでもらうにはこの招待状作りからおもてなしは始まっていると思ってください。
余裕をもって結婚式予定日の2か月前くらいの日柄が良い日(大安、友引が望ましい)に郵便局へ届けるようにすると安心です。
3月であれば、1月発送となり、1月吉日とします。
なので、それまでには仕上がるように、挙式会場や印刷業者などに発注しておくようにしましょう。
たくさん用意されたサンプルの中から、カラーや紙質、フォントやデザイン、文面などをチョイスして注文する事になっています。
また、招待状用のパソコンソフトやイラストや写真を使って、自分達オリジナルの招待状を作成するのもオススメ。
ですが、それは結構手間のかかるものです。
最近では仕事をしている女性も多いですし、結婚式前はただでさえ多忙なので、スケジュールにはかなりの余裕を持って作成した方がいいでしょう。
招待状を送る人をしっかりと考える
ある程度のゲストの人数が決まったら、次は誰を招待するかを決めましょう。
お世話になった上司、同僚、後輩。学生時代の恩師。学生時代を共にした友人、仲の良い友人。親戚の方々など。
結婚式に呼ぶことが出来る人の人数はどうしても限られてしまいます。
出来れば全ての知人や友人を呼んで盛大に行うのが理想だと思いますが、そうなると予算的にも無理があるでしょうし、広い会場を予約するのも困難になってきます。
そうなるとどうしても招待状を送る人数を減らしていかなければいけないわけですが、送る人の人選を間違えてしまうと、せっかくの結婚式が幸せな気持ちで開催できないといった事態を招く場合もあります。
エクセルなどでリストを作ってまとめておけば、後から微調整しやすいので便利です。
エクセルの出席者リストを無料ダウンロード出来ます。こちらからどうぞ↓
お好きに編集してお使い下さい。
両家同じくらいの人数にだす
親戚関係については、新郎新婦だけでは分からないこともあったりするので、両親に事前に相談しておくと良いでしょう。
結婚式は二人だけの物ではなく、両家のものといってもいいようなものです。
したがって、どちらか一方からの招待客がやたらと多いというような結婚式になってしまってはいけません。
そこで、招待状を出す時から、両家の招待客の人数を調整していかないといけないのです。
きっちりと合っている必要はないですが、ある程度は合わせたほうが、バランスも良いのです。
もしも人数が合わない場合は、共通の知り合いを少ない方の招待客へ移動させたり、卓数を揃えたり、工夫しましょう。
結婚式場の広さも考慮して、人数に合った会場を選びましょう。
片方の家に恥をかかせることになる
もし、たとえば新郎側だけがやたら人数が多くて、新婦側に全然人がいないということになると、やはり新婦側の親族や友達、もちろん新婦本人も、新郎側の親族や友人から、友達のいない人だというレッテルを張られて、憐れんだ目で見られてしまいます。
そうなることを避けるためにも、両家の招待客は同じくらいの人数にすることがマナーとされているのです。
会社の上司や恩師を招待する場合
自分が勤めている会社の上司や、お世話になった恩師に招待状を出す場合も注意が必要です。
特に上司の場合、毎日顔を合わせる可能性が非常に高いですから、もし忙しくて出席してくれない場合でも招待状は送っておいたほうが良いと言えます。
これは上司なのに呼ばれなかったといったことで、仕事に支障が出てしまうことを防ぐ役割もあります。
恩師を招待する場合も同様で、後で結婚したことを知って蟠りが生まれてしまうことを考えた場合には、招待状を送っておくほうが良いと言えます。
出生出来る出来ないは別の問題ですから、招待されているかどうかということが招待状を受け取った側からしてみれば重要になってくるわけです。
近年こういった招待トラブルが増えていると言われていますから、注意したほうが良いでしょう。
友人を招待する場合
トラブルが多いのが友人を招待した場合です。
友人通しに繋がりがある場合、あの人は呼んだのに私は呼ばれていないという状況が生まれる場合もあり、結婚式後の友人との付き合いにも大きな支障が出てしまうことも考えられます。
ですから友人を招待する場合にはしっかりと友人通しの繋がりなども考えて招待状を送る必要があります。
異性の友達は最小限に
新婦が地元の男友達を読んだり、新郎が高校時代の女友達を読んだりするというのは、あまりマナーがいいとはされていません。
もし呼ぶのであっても、最小限の人だけを呼ぶようにしていきましょう。
親族の心象が悪くなる
やはり、そうしたマナーは親族への心象というところから生じたマナーなのでしょう。
家族はまだしも親族ともなると、やはりあまり新郎や新婦のことについて知らない人も多いです。
あまりたくさんの異性の友達が来ると、親族からすると良い印象ではありませんし、余計な問題を生じさせかねません。
したがって、異性の友達はあまりよばないようにするという暗黙のマナーが誕生したのでしょう。
行ってみよう!と思わせるのが招待状の役目
ここでいつも問題になってくるのが、昔は仲良かったけど、今は全然連絡とっていない友人や、知人など。 いつも遊んでいる友人なら、もちろん結婚式も招待するのは当たり前なわけですが、結婚式に招待するかどうしようか迷ってしまう人も。。。
そんなゲストの方々も「楽しそうな結婚式だし、行ってみよう!」と思わせるのが、招待状の役目です。
素敵な結婚式招待状を作って、結婚式の前からゲストをワクワクさせましょう!
結婚式の招待状の書き方、きれいに作るコツ
全体的に文字は中央揃えか、左揃えに統一しましょう。
右下の「ご多用中恐縮に存じますが・・・」の文章のみ、本文よりも少しフォントを小さめにします。
背景のイラストと、文字が被らないように、文字の行間を詰めたり、文字の大きさを変えたり、配置を移動して整えます。
全体的にみて、バランスが整っているかも確認しましょう。
結婚式招待状を発送する前には必ず結婚式場の担当者様にチェックをしてもらってください。
結婚式の招待状を作る時のチェックポイント
結婚式には、親しい友人や同僚、後輩、親族。
そして会社で日頃からお世話になっている上司、恩師、先輩を招待などさまざまな関係性の方がいることでしょう。
ゲストによって招待状に入れる文章を変えるのならば良いですが、全てのゲストに同じ講座の招待状を送るのであれば、どなたに対しても失礼のない内容にしなくてはなりません。
それぞれの方に失礼にならないよう招待の仕方に注意が必要です。
失礼のないように学ぼう!結婚式招待状の書き方マナー
結婚式招待状は、出す方にもマナーがあるということはご存知でしょうか。
やはりいくらめでたいシーンとはいえ、結婚式は二人だけで行うものではありませんし、いろいろな人を巻き込んで行うものですから、そうしたマナーがあるのは当然です。
しかし、意外とそのことを知らない人が多いというもまた事実なのです。
そこでここでは、そんな結婚式の招待状マナーをご紹介いたします。
多くは文面が印刷されているセットが多いですが、招待状にまつわる注意点は以下の通りです。
- 時候の挨拶
結婚式招待状を出す月の「時候の挨拶」を入れます。
時候の挨拶は、季節や天気など、季節感を表現する言葉で、「頭語」の後ろに入れるというマナーがあります。 - 句読点は使用しない
結婚式の招待状の内容文を書くときには、「。」「、」などの句読点を使わないというマナーもあります。
これは、句読点を使うことで、「文章を終わらせる」ということを嫌がったところから生じたマナーです。
結婚式は始まりの儀式ですから、少しでも終わりを連想させるようなことは避けたいのでしょう。
句読点は使わずに、字の間隔を空けたり、改行してバランスを整えて文章を書くようにしてください。
また段落の行頭もあける必要はありません。 - 忌み言葉を避ける
「去る」「切れる」「枯れる」などの表現は避けましょう。
席次表プロフィール項目の”どんな家庭にしたい?”の答えに、「笑いの絶えない家庭」と書く方が多いですが、これは間違いです。
「絶える」も忌み言葉ですので、「笑いのたえない家庭」とひらがなにするか、「笑顔いっぱいの家庭」などと、言葉を変えて表現しましょう。 - 繰り返しの言葉を避ける
「再び」「度々」などの表現は避けましょう。
終わりを連想する言葉だけでなく、繰り返しを連想するような言葉もNGとされています。
たとえば「再び」や「また」「たびたび」ですとか「繰り返し」「重ね重ね」というような言葉です。
これらの言葉は、ついつい使ってしまうような言葉ですが、あまりマナーが良くないので、避けるようにしましょう。 - 時間の記載
時間には午前・午後を付けるのが一般的です。お昼の12時の場合は、「午後12時」または「正午」と記載します。 - 差出人
最近では、新郎新婦の名前で記載するのが多いです。 - 差出日
「○年○月吉日」と記載。
※年号は、平成などの元号・西暦のどちらでも良いです。 - 締切日
締め切りは発送日から一か月後を目安とします。
5日、10日、15日・・・キリの良い日にちにされることが多いようです。
また、大安や友引などお日柄を気にされる方もいらっしゃいます。 - その他
主賓や目上の方には招待状を送る前に確認しましょう。
恥をかくのは自分だけではない
これらの結婚式の招待状のマナーを守れない場合、恥をかくのは自分だけではないということを忘れずに覚えておきましょう。
ここまで何度も記載しましたが、結婚式は自分達だけのものではありません。
多くの人を巻き込み行うものですから、せっかく協力してくれる多くの人たちに恥をかかせないためにも、これらのマナーはしっかり守って、気持ちよく式を行えるようにしていきましょう。
時候の挨拶例
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
---|---|---|---|---|---|
新春の候 初春の候 |
立春の候 向春の候 |
早春の候 春暖の候 |
陽春の候 春暖の候 |
新緑の候 薫風の候 |
初夏の候 向夏の候 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
盛夏の候 向暑の候 |
晩夏の候 残暑の候 |
新秋の候 初秋の候 |
清秋の候 紅葉の候 |
晩秋の候 初霜の候 |
初冬の候 師走の候 |
気持ちよく出席して貰うには結婚式招待状は重要
以上、結婚式の招待状の書き方、招待状にまつわるマナーをご紹介しました。
予算やかけられる時間を加味して、納得のいくものを作れるのが一番です。
結婚式の招待状は結婚式のファーストステップになるものです。
決して自己満足になる事なく、出席して下さる方々に気持ちよく来ていただけるように、また相手の方に失礼のないように作成したいものですね。
二人のこだわりとおもてなしの気持ちを全面に出して、ゲストのみなさんがわくわくするようなアイテムを送ってみてください。
ぜひ、上で述べた事を参考にして頂き、素敵な招待状を手作りして下さいね!
素敵な結婚式になる事をお祈りしています!
招待状を発送したら、次は席次表・席札・プチギフトを準備しましょう。
席次表 |
席札 |
プチギフト |