- 2017年07月07日
- ペーパーアイテムの書き方
現在パソコンなどから印刷が可能なプリンタには様々な種類があります。
大きく分けるとインクジェットプリンタ、レーザープリンタ、オンデマンドプリンタといった具合に分けられます。
印刷の違いや、用途によってそれぞれ、得て不得手がありますので、違いを理解してプリンタを使い分けすることが重要となります。
プリンターの種類を知ろう
一言でプリンタといってもその種類は非常に多く、実際にプリンタの特徴を知って使用している人はごく一部だと言えます。
そのため用途に合わない使い方をしている人も中にはいるようで、非常に無駄な使い方になっている場合もあります。
プリンタにはインクジェット、レーザー、オンデマンドといった種類があり、それぞれに使用する場所や用途が大きく異なるといえます。
インクジェットプリンタ、レーザープリンタの特徴は?
インクジェットプリンタとレーザープリンタは、どちらも家庭への導入や会社への導入が多いプリンタとなります。
インクジェットプリンタの特徴は?
まずインクジェットですが、このプリンタは一般家庭への導入向けのプリンターとなります。
あまり大量の印刷をしない場合に最も向いているプリンタで、価格も安く導入しやすいのが特徴となります。
印刷の画質は、インクジェット用紙に印刷した場合、比較的綺麗に仕上がります。
そのため家庭で写真やはがきを印刷したり、書類などを印刷したりとその用途は非常に広範囲に使用できます。
基本的に用紙に対してインクを吹き付けて印刷をする形式のプリンタとなります。
用紙によって印刷の綺麗さを変えることも可能ですし、写真用紙からコピー用紙で様々な種類の用紙に対応しているのもインクジェットの特徴となります。
しかしインクを吹き付けて印刷するため、インクを吹き出すヘッド部分が目詰まりしやすく、大量の印刷を行なうとインクも大量に消費するため印刷コストが高いです。
表面や角の部分に汚れが付きやすく、文字がにじんだり、印刷位置がずれる場合もあるので、印刷後慎重にチェックしてください。
レーザープリンタの特徴は?
レーザーに関しては大量に印刷を行なう場所、会社などへの導入が最もおすすめのプリンタとなります。
インクジェットと違い短時間で大量の印刷が可能なため、印刷コストが大幅に安く済むのもレーザーの特徴となります。
レーザープリンタに関しては、インクジェットとは違いインクを吹き付けて印刷を行なうものではありません。
レーザーの仕組みはトナーと呼ばれるインクの代わりになるものを使用し、そのトナーをレーザー光を使用してプリンタ内の感光体に付着させて、熱と圧力でそれを用紙に転写する形式のプリンタとなります。
インクジェットとは違い大量に印刷しても目詰まりすることはありませんし、印刷スピードも非常に速いため一度に数百枚といった印刷が短時間で行なえますし印刷コストも安価です。
しかしインクジェットに比べると使用できる用紙の種類が限られているため、書類など、モノクロ印刷に適したプリンタとなります。
印刷位置がズレる場合や、写真にスジが入ってしまう場合があります。
また、紙詰まりをする場合や、紙が重なって印刷され、2枚目の紙が白紙で排出トレイに出てきてしまう場合もあります。
オンデマンドプリンタの特徴と他との違い
オンデマンドプリンタは一般家庭や会社というよりは、印刷会社や大手企業、大きな学校などへ導入されているプリンタです。
インクジェットやレーザーと違い、どちらかといえば商用に使用するプロ用プリンタです。
ココサブの印刷機はこのオンデマンドプリンタとなります。
2400dpiのプロの仕上がりで、インクジェットプリンタやレーザープリンタよりも高品質を保証します。
その大きさはインクジェットなどと比べると桁違いに大きく、一般家庭に導入するようなコンパクトな大きさではありません。
そのため印刷会社や大手企業といった場所への導入がほとんどとなります。
印刷できる印刷物も非常に大きなものまで対応しており、等身大パネルや大きなポスターなども印刷が可能となっています。
色々な場所から印刷可能
オンデマンドプリンタは様々な場所からの印刷に対応しているプリンタで、オンデマンドプリンタに接続されているパソコンなどからの印刷を一箇所に全て集約できるといった利点もあります。
そのため印刷会社などでは色々な場所にあるパソコンから原稿を印刷できますので、印刷に関するネットワークさえ構築すれば非常に便利に使用できるプリンタといえます。少数の印刷にも対応できますし、大量印刷にも対応できますので、オールマイティーに使用可能なプリンタです。
しかし本体の価格は非常に高額なため、一般家庭向けでは無いプリンタだと言えます。
プリンタの特徴を把握して便利に使いましょう
プリンタにはそれぞれ得て不得手があります。
そのため大量印刷するならレーザープリンタ、写真印刷するならインクジェットプリンタといった具合にプリンタを使い分けることも重要です。
結婚式のペーパーアイテムという格式の高い場所で使用するのであれば、出来る限りオンデマンドプリンタのような高品質の印刷をおすすめします。
それぞれの印刷機で印刷したものを比べると、印刷のクオリティーの違いが実感できると思います。