- 2015年06月29日
- ヨーロッパの結婚式事情
結納の儀について
イタリアの結納式は比較的に簡単です。男女両方がそれぞれの両親から了解を得てから、結納式を行います。双方の両親とともに一緒にレストランで食事します。その場で、男性は婚約指輪を用意して、女性の左手の薬指につけるだけです。それから、お互いに自分の親戚と友達に伝えば、婚約が成立します。結婚披露宴は後で決めればいいです。特に日本のように婚約したら、一年か近いうちかに結婚する予定をしなくていいのです。
結婚式披露宴について
イタリアの結婚式は政府結婚式と教会結婚式の2種類あります。どちらでも合法です。伝統的結婚式は教会で行う場合が多いです。
結婚式当時、新郎の両親と新郎新婦の友達などは早めに教会の前にで集まって、新婦の入場を迎えます。
新婦は新婦の父親か兄弟と腕を組んで入場します。これから司祭により式を行います。みんなさんがよく知っている教会での結婚式です。
イタリアの結婚式では少し変わっている習慣があります。新郎新婦は式後、教会に出る時に、双方の親戚と友達は二人に米粒を投げます。これは、イタリア語中で米の発音と祝福の発音が似ているからです。
結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?
結婚式披露宴に何人招待するかは、新郎新婦が相談して決めますが、大体十数人から百人までです。
結婚式はどこの国でもお金がかかるから、個人によるところが多いです。
イタリアは人数より雰囲気の方を重視しているから、少ない人数でも楽しい雰囲気があれば新郎新婦にとっても十分ではないでしょうか。
結婚式にかかる費用について
結婚式にかかる費用は最近新郎新婦がそれぞれ半分出すのは主流です。
ご祝儀について
イタリアの祝儀は結構面白いです。イタリア人はお金よりプレゼントの方が好きみたいです。
結婚用プレゼントの専門店があります。
まず、新郎新婦がその店に行って、自分たちがほしいものをリストに作ってお店に預かります。
店が新郎新婦の名前をリストに載せて、お店に出します。
それから、新郎新婦の親戚と友達はこの店に来て、リストに載っているものを買って、きれいに包装して自分の名前を書きます。
後で、結婚式に持っていくだけです。考えてみればこの方がお金より温かみを感じますね。
引き出物の内容や数について
新郎新婦は出席してくれた友達に感謝の意で引き出物を用意します。
引き出物はお菓子とお酒などではなく、普通記念品を用意します。数は披露宴の人数によります。
おめでたい時なので、多い目に用意して、テーブルに置いて、式が終わったら、一人一個持って帰っていいです。
二次会について
イタリアの結婚式は二次会を行いません。結婚式と披露宴だけです。
結婚式後の風習について
結婚式後は新郎新婦は親と一緒に住まないで、自分たちの家で新婚生活を送ります。
その他、地域独特の儀式やしきたり
イタリアの披露宴に準備する料理が後でみんなに評価されるらしいです。美味しくなかったら、ちょっと恥ずかしいかもしれません。この点からみると、イタリア人は美食家ですね。