- 2016年11月07日
- ヨーロッパの結婚式事情
結納の儀について
ノルウェーでは結婚せずに一緒に住む問カップルが非常に多いですが、婚約した時には婚約指輪を購入しカップルでペアリングとして付けます。
この時にお互いの家族同士が集まり、婚約八描回を行いますが、結納金を払うなどの儀式はありません。
結婚式披露宴について
ノルウェーでの結婚式は教会で行われ、その後披露宴会場に移動します。
結婚式披露宴では新郎新婦の家族、兄弟がスタッフとなって働きます。
プロで雇われているのはカメラマンだけだったりして、他の準備は家族が行う非常に手作り感あふれる披露宴です。
結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?
ノルウェーでの結婚式披露宴に出席する人の数は少ないです。
本当に親しい友人と家族だけです。
ですから、日本のように、会社関連の人が招待されることはほとんどありません。
それも結婚式披露宴が、新郎新婦の家族によって用意されるからでしょう。
結婚式にかかる費用について
プロの結婚式プランナーにお願いすることがありませんので、比較的安く抑えられます。
しかしノルウェーにはレンタルのウェディングドレスという習慣はありませんので、購入という形になります。
お色直しの習慣はなく、一日同じドレスを着ています。
招待状などのペーパーアイテムについて
非常にかわいいデザインのペーパーアイテムが用意されます。
北欧はデザインの優れた雑貨が多いですから、厳選されたアイテムが勢ぞろいして、私たち日本人が出席したら、会場にあるものをもらって帰ってきたいと思うことでしょう。
プチギフトについて
プチギフトが用意されます。
特に食品が喜ばれて、チョコレートやお菓子などが可愛くラッピングされて用意されています。
お料理が得意な新郎新婦の母親がいる場合には手作りのジャムなども用意されて招待客を喜ばせます。
ご祝儀について
ノルウェーでは祝儀の習慣はありません。その代りに招待客が行うのは新郎新婦の用意した「ウッシュリスト」に基づいてプレゼントしていくという方法です。
そのリストには新郎新婦がほしいものが書かれていますが、資金を提供すれば、配送まで行ってくれるとても楽なシステムになっています。
二次会について
ノルウェーの結婚披露宴は夜に始まり、非常にゆっくりと進んでいきます。
ケーキカットが日付をまたいでいることも珍しくありません。
そのあとにダンスパーティがありますので、会場を変えて二次会を行うことはありません。
結婚式後の風習について
結婚式の披露宴は非常に長いです。
大体結婚式がお昼過ぎにあり、披露宴は夕方過ぎから始まりますが、ディナーが出てくるのは夜の10時を過ぎます。
その後、いろいろな余興などがありますが、一生に一度の事ですので、このお祝い事を次の日の朝まで楽しみます。
その他、地域独特の儀式やしきたり
ノルウェーは婚約してから同棲を始めるのですが、その間に子供をもうける人が多いです。
結婚式の時にはもう子供がいて、子供も一緒に参加している光景を見ることが出来ます。
ノルウェー人の子供は非常にかわいいですので、結婚披露宴に花を添える形になります。