- 2016年10月21日
- ヨーロッパの結婚式事情
結婚式にはドレス代などがかかりますが、この費用は日本とは大差はないようです。
そして結婚披露宴ですが、規模によりますが50万円から100万円の間で行うことが平均的になっています。
日本よりもバンケット費用が掛からないために、お祝いで賄うこともできるカップルも多くいます。
結納の儀について
スペインでは日本のように結納の儀を行う習慣はありません。
それでは婚約した時にどのような儀式的な習慣があるのでしょうか?
スペインでは婚約したのちに家族の食事会が計画されることが多いようです。
しかしそれは日本のように儀式的なものではなく家族の顔合わせとなる比較的カジュアルな集まりです。
結婚式披露宴について
スペインでは民事婚と宗教婚がありますが、その式を終えたら披露宴会場に移動してパーティが始まります。
スペインでの結婚式披露宴はディナーになることが多く、少し遅めの夜に始まり、深夜まで続くことが多くなります。
結婚式披露宴に招待するゲストや、人数は?
スペインでも結婚披露宴に呼ぶ人数はそれぞれでなかに八出席者が少ないこともありますが、基本的には大きなパーティになります。
その理由はスペインでは家族の単位が大きく、知り合いを結婚披露宴に招待するとその家族も一緒に出席することも多いからです。
結婚式にかかる費用について
結婚式にはドレス代などがかかりますが、この費用は日本とは大差はないようです。
そして結婚披露宴ですが、規模によりますが50万円から100万円の間で行うことが平均的になっています。
日本よりもバンケット費用が掛からないために、お祝いで賄うこともできるカップルも多くいます。
席次表について
何事にも大きくこだわらないスペイン人は席次表は存在しません。
もちろん新郎新婦の両親が座る席は決まっていますが、あとは自由席になっています。
スペイン人のセンスはとてもよく、全体的に統一感のあるウェディングアイテムになっています。
プチギフトについて
プチギフトが用いられます。
それほど効果でないけれども凝ったものが用意されて、オリーブオイルやオリーブなどの食品や、ハンドクリーム、石鹸などの美容製品も用いられています。
子供たちのためにも専用のプチギフトが用意されているのも子供隙のスペイン人ならではです。
ご祝儀について
ご祝儀はたいてい現金で用意されることが多くなっています。
その額は親戚関係やどれほど親しかったかによって決まるのでなく、それぞれの金銭事情によって決まりますので、自由度が高いです。
そして新郎新婦の銀行口座を作りその口座に振り込めるようになっている事も多く、味気はないですが安全ですし、合理的と言えるでしょう。
二次会について
スペイン人はダンスが大好きな国民ですから、大抵二次会ではダンスパーティになることが多いです。
最初に新郎新婦が踊り、その後は踊りたい人が踊っていきます。
このダンスパーティは日付が変わっても続けられ深夜2時ころにまでなることがあります。
結婚式後の風習について
結婚式が終わった後に家族や親しい友人だけでガーデンパーティが開かれることがあります。
これは特に招待状があるわけでなく、新郎新婦も普段着で参加します。
お昼からワインを飲んだりして普通のパーティですが、非常に和やかなパーティになります。
その他、地域独特の儀式やしきたり
スペインでは結婚式の指輪は左手の薬指ではなく、右手の薬指にするのが習慣になっています。
スペインはカトリックの国ですが、聖書の中で右手は「権力」や「義」を象徴するものでその理由から右手に結婚指輪を付けるようになっています。